忍者ブログ
気ままに、自由帳気分でかきかきします。全くの自分用です。
Posted by - 2024.04.27,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by saku - 2013.06.11,Tue
寂しくなる心を癒してくれるもの。慰めてくれるものがほしい。
それって一体何かな?

心が許せる、居心地の良い人と一緒に暮らせたら多分寂しくならない。
うん、幸せ。
ただ一緒に居てくれるだけでいい。
でもちゃんと夜は一緒に寝てほしい。がっつりだとすごく嬉しい。

(私も相手のことしか考えないから、相手も私だけ見ててほしいと思う。
 でもそれで本当に幸せ?
 多分違う。
 安心で安泰で平凡なだけ。
 思うだけにしておく。)

この幸せは多分私には難しい。
だって私と一緒に暮らしたいなんて思う人一体どこにいる?
そもそも私も元々一人でいることが好きだし、私が一人でいるより誰かと居たいと思える間柄が出来るまでの過程が、我ながら難しいと思う。
複数でいるのが苦手で、ずっと引きこもっているもの。
だから潔くあきらめよう。
みんなどんどん結婚すればいいんだ。

私は一人でいることが好きだ。
誰かと居るとその相手に気を使ってしまうし、そうなると自分がどんどん居た堪れない気持ちに狩られる。
そんな私は何があれば幸せなのか?
好きな作家さんの新作が読めれば幸せになれる。
でもその幸せって多分1,2週間の間だけだろうな。
一生のという意味で考えると・・・趣味があることかな。
趣味に没頭する時間は幸せに間違いない。
私が好きなことと言えば、本を読むことと絵を描くことと、ゲームをすることとアニメを見ることとか。
どれも好きだけど、そんなには没頭してない気がする。
本は好きだけど電車の中だとか、他にすることがなくて…という状況でしか最近読もうと気が湧いてこない気がする。
かわいい絵を描きたい、自分の描きたいと思った絵を形にしたいと思うけれど、最近自分の絵の下手さとか、未熟さが嫌で嫌で放棄してしまう癖がついてしまっている。最後まで描き切れない。
ゲームは何故だかのめりこめなくなっている。アニメはおもしろいけど、アニメを見るのって趣味に入るのか? 面白い作品があれば没頭できるけど、なかったらそれまでだよなぁ。それは本もゲームも同じかな。
趣味といえるものはやっぱり絵だけかな。もっと絵に力を入れるべきなのかな。
他には、プログラミング出来たいとか、動画作りたいとか思うけど、なんかややっこしくって深く踏み込めない。
絵はその点単純だもんなぁ。やっぱ絵っていいね。

絵は私の人生を幸せにしてくれるのか・・・?
そう考えると疑問符。
そういえば私には制約があった。(唐突に)
今まで読んだ中で大好きな本だけ集めた本棚、書斎を作って、それを眺めたら死んでいいという制約。随分緩い制約ですね。ハンターハンターの世界だったら大した念能力は手に入らなそう。
でもこれが私の制約だ。小さい頃からずっと思ってた。
ん?幸せになるにはって話だった。
けれど、

「悲しみのなかに幸福をもとめなさい。
 そして、たゆみなく働きなさい。」

「カラマーゾフの兄弟」の中にこのセリフがある。
どんな状況でも幸せはきっと落ちていると思う。幸せは人によって違うわけだから、いろんな形でいろんなところに落ちているはずなんだ。
この名言を胸に刻んで生きよう!
PR
Posted by saku - 2013.06.01,Sat

理想の髪の長さ 理想のツノ

ちゃんと頭のなかで描きたいものをまとめて、固めて、テーマを絞っていって
構図を決めて、気に入ったもの描きたいと思うものが出来てきたらペンを持つ。

そういう工程を無しにペンを持つからいけないんだ。
Posted by saku - 2013.05.29,Wed
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
村上 春樹
講談社
売り上げランキング: 1,880

映画の感化されて、2回目の読破です。
なんだか一文一文に、心が浄化される思いでした。読んでいて明瞭に一回目の読書感が思い出されたんだけど、当時はそれはもう平々凡々と読んでたなぁとしみじみ反省してしまいました。それは、まぁこれが私にとって初めての村上作品だったし、仕方ないだろうなぁとは思うけど、今は村上さんのもろもろをいろいろ知っているので、当初に比べ発見される部分が多々ありました。嬉しいことです。

一番印象に残ったのは、ハツミさんに優しく怒られるところでした。「あなたはそういうことをするべきじゃない」って感じでね、ほんと、ものすごく怖いと、冷え冷えしたんだけど、でもハツミさん素敵・・・。ハツミさんみたいな女性になるにはどうしたらいいですか?って感じです。
一回目は全然脇役話だと思ってたこの二人ですが、とんでもなかったですね。永沢さんとワタナベくんの関係は、初期3部作の僕と鼠の関係ですし。ハツミさんが亡くなって、永沢さんが弱音を吐く手紙を読んで、ワタナベくんは彼との関係を(やっと?)絶つことになったシーンは、すごく胸に残りました。
ハツミさんは亡くしていい人じゃなかったのです本当に・・・。

どうしてキズキは死んでしまったか? どうして直子は死の道を選んでしまったのか?(直子の場合はキズキが死んでから、もう死の影を踏んでいたけれど)
ワタナベくんが強く苦悩して、深く傷ついてくれてるから、私は少し癒されるのです。
この感想だけは当初と変わらないなぁ。
Posted by saku - 2013.05.29,Wed
赤頭巾ちゃん気をつけて (新潮文庫)
庄司 薫
新潮社 (2012-02-27)
売り上げランキング: 32,481

昔々、この本面白かったよと言われて、どんな話かな?ほんとに面白いのかな?と思いつつ今の今まで記憶の隅で冷凍保存されていた本で、やっと今解凍されました。

学生運動の時代、まさにその真っ最中にいる、とってもしっかりした良い学生をやってる人のお話でしたね。
なんだか、頭のできる秀才さん(しかもモテる?)で、嫌でもつい良い顔をしてしまう世渡り上手で、よく出来た人だわと関心しちゃうんだけど、そんな彼なりの苦痛みたいなのがあって、そういうのがわかってふむふむって感じでした。(こんな頭悪い文章しか書けない自分からしたら、ほんとこういう頭いい人って雲の上の存在)
学生運動ってよくわかんない部分があったから、これで実際の学生間のあれこれとか雰囲気が少しわかってよかったです。途中、これは日本版「ライ麦畑でつかまえて」じゃんと思いながら、でもまぁ、良かったなって雰囲気で終わりました。

なんかこんだけの感想しか搾り取れないなんて・・・。多分私の経験や頭ではしっかり理解できてないんだなぁという感じはします。
薫くんはなんか好きだから、この4部作いつか読んじゃうかもな。

どうでもいいことだけど、この本を面白いと言って村上春樹は面白くないって言うのはどういうことでしょう?
Posted by saku - 2013.05.23,Thu
落下する夕方 (角川文庫)
江國 香織
角川書店
売り上げランキング: 83,190

人を好きになることってこんな感じなのかなぁ・・・そんな印象です。

宙ぶらりんになってしまった愛は執着なんでしょうか?
そんな愛を大事に持ってたってどこにも行けないんだから、とっとと捨ててしまえたらいいのだけど、でもそんな簡単に拭えてしまえるものじゃないですよね。
誰かを好きになる気持ちに理由なんてないと思うから、そんな理由のない気持ちを自分でどうこうしようと思っても出来るものではないですよね。
その相手への愛を執着だと自分で思った時点で、その愛は執着になるんだと思います。
失恋は時間が癒すしかないってことかな・・・。

愛してたはずなのにどうしてその愛は消えてしまうのか?
未だによくわからない。
誰か教えてください。
恋と一緒で理由なんてないのかな。

恋愛するってことはこんな感じなのかなぁ~。
そんな世間一般の?破綻してしまった二人の間にとても変わった人が参入してきます。
その人物は、物語に出てくる誰もが惹かれていて、(いや、主人公の友達は違うか)
読者であった私も彼女に惹かれました。
彼女は人の殻の中に違和感なく入ることが出来て、そして理由もなくただそこに居てくれる、安心感、居心地の良さを与えてくれます。理由なんてなくても一緒に居てくれる存在、空気。前述した世間一般の愛じゃない形の。そういうのを求めてる人って多いんじゃないかしら。私がそうなのかな。それって人が人を求めてるものの根本かなと思いました。
愛は、それが無くなってしまった時、体に穴が空いたような空洞ができて飢えることになるけれど、彼女のその空気は彼女が居なくなっても、空気として留まっている感じがする。

うまく言えない・・・。混乱してきました。
やっぱりまだまだ未熟者です。
またいつか読み直してみよう。
とりあえず感想です。


プロフィール
HN:
saku
性別:
非公開
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]