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気ままに、自由帳気分でかきかきします。全くの自分用です。
Posted by - 2024.05.08,Wed
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Posted by saku - 2013.05.23,Thu
落下する夕方 (角川文庫)
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人を好きになることってこんな感じなのかなぁ・・・そんな印象です。

宙ぶらりんになってしまった愛は執着なんでしょうか?
そんな愛を大事に持ってたってどこにも行けないんだから、とっとと捨ててしまえたらいいのだけど、でもそんな簡単に拭えてしまえるものじゃないですよね。
誰かを好きになる気持ちに理由なんてないと思うから、そんな理由のない気持ちを自分でどうこうしようと思っても出来るものではないですよね。
その相手への愛を執着だと自分で思った時点で、その愛は執着になるんだと思います。
失恋は時間が癒すしかないってことかな・・・。

愛してたはずなのにどうしてその愛は消えてしまうのか?
未だによくわからない。
誰か教えてください。
恋と一緒で理由なんてないのかな。

恋愛するってことはこんな感じなのかなぁ~。
そんな世間一般の?破綻してしまった二人の間にとても変わった人が参入してきます。
その人物は、物語に出てくる誰もが惹かれていて、(いや、主人公の友達は違うか)
読者であった私も彼女に惹かれました。
彼女は人の殻の中に違和感なく入ることが出来て、そして理由もなくただそこに居てくれる、安心感、居心地の良さを与えてくれます。理由なんてなくても一緒に居てくれる存在、空気。前述した世間一般の愛じゃない形の。そういうのを求めてる人って多いんじゃないかしら。私がそうなのかな。それって人が人を求めてるものの根本かなと思いました。
愛は、それが無くなってしまった時、体に穴が空いたような空洞ができて飢えることになるけれど、彼女のその空気は彼女が居なくなっても、空気として留まっている感じがする。

うまく言えない・・・。混乱してきました。
やっぱりまだまだ未熟者です。
またいつか読み直してみよう。
とりあえず感想です。


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